【導入】クレンジングを変えただけで肌が変わるのは本当?
「クレンジングを変えただけで、肌が明るくなった」
「ニキビが減った」
「乾燥しにくくなった」
美容好きの間ではよく聞く話ですが、これは単なる偶然ではありません。
**クレンジングはスキンケアの中でも“肌に一番負担がかかりやすい工程”**で、
洗い方や種類が合わないと、それだけで肌トラブルが増えてしまいます。
逆に言うと──
- 肌質に合ったクレンジングを使う
- 正しい量・時間で落とす
- 摩擦を減らす
この3つを守るだけで、スキンケア全体の効果が一気に上がるんです。
この記事では、
肌タイプ別のクレンジングの選び方
クレンジングの正しい使い方
NG行動
市販で買えるおすすめ
を徹底的にまとめました。
今日からクレンジング迷子は卒業できます。
クレンジングで肌が変わる本当の理由
「クレンジング=メイクを落とすもの」と思われがちですが、
実はそれ以上に肌へ大きな影響を与える工程です。
理由①:クレンジングは“洗浄力の高さ=刺激の強さ”
洗浄力が強ければ強いほど、
- 皮脂を取りすぎる
- バリア機能が落ちる
- 乾燥する
- インナードライになる
- ニキビができやすくなる
という悪循環が起こります。
理由②:1日の中で最も肌をこする工程だから
“摩擦”は肌老化の最大の敵。
- たるみ
- しわ
- 乾燥
- 赤み
すべて摩擦で悪化します。
理由③:クレンジングはスキンケアの「基礎の基礎」
どれだけ良い美容液やクリームを使っても、
落とす段階で肌に負担がかかりすぎていたら意味がありません。
クレンジングの種類と特徴(メリット・デメリット比較)
クレンジングは大きく分けて6種類あります。
① オイルクレンジング
洗浄力:強い
摩擦:少ない
おすすめ:濃いメイク、脂性肌
メリット
- メイク落ちが最強
- こすらずに落ちるので摩擦が少ない
デメリット
- 乾燥しやすいタイプもある
- 選び方を間違えるとニキビの原因に
② バームクレンジング
洗浄力:やや強い
摩擦:少ない
おすすめ:敏感肌・乾燥肌
メリット
- とろけて摩擦が少ない
- 保湿成分が多め
- メイク落ちもしっかり
デメリット
- 洗浄力が物によっては強すぎることも
③ クリームクレンジング
洗浄力:中
摩擦:少ない
おすすめ:乾燥肌・敏感肌
メリット
- 洗浄力が穏やか
- 保湿力が高く、乾燥しづらい
デメリット
- 濃いメイクには弱い
- 乳化がやや手間
④ ミルククレンジング
洗浄力:弱い
摩擦:やや多い
おすすめ:薄いメイク、乾燥肌、敏感肌
メリット
- 肌負担が少ない
- 保湿感がある
デメリット
- メイク落ちが弱い
- こすりすぎ注意
⑤ ジェルクレンジング
洗浄力:商品により幅広い
摩擦:少ない
- 水性ジェル:洗浄力弱め、乾燥肌に
- 油性ジェル:洗浄力強め、脂性肌に
⑥ シートクレンジング
洗浄力:強い
摩擦:強い
→基本的におすすめしない
肌への負担がとても大きいので「緊急用」だけにしましょう。
肌タイプ別の最適なクレンジングの選び方
● 乾燥肌
→ ミルク/クリーム/バーム
特におすすめ
- 保湿力が高い
- 洗浄力が強すぎない
- 摩擦が少ないタイプ
避けたい
❌ 強すぎるオイル
❌ シートタイプ
● 脂性肌(オイリー)
→ オイル/油性ジェル
理由
- 皮脂と油分が混ざりやすく、落ちやすい
- 毛穴詰まりを防ぎやすい
避けたい
❌ 洗浄力が弱いミルク(メイク残りやすい)
● 混合肌
→ バーム/クリーム
Tゾーンの皮脂とUゾーンの乾燥、両方に対応しやすい。
● 敏感肌
→ ミルク/クリーム/低刺激バーム
ポイント
- 摩擦レス
- 香料・アルコール少なめ
- 乳化がしやすいもの
● ニキビ肌
→ オイル(軽いもの)/油性ジェル
密着度が高すぎないものが良い。
ノンコメドジェニック処方を選ぶのも◎。
NGなクレンジングの仕方(肌が荒れる人の共通点)
✔ こすりすぎ
✔ 時間をかけすぎ
✔ 乳化しないまま洗う
✔ 熱いお湯で流す
✔ シートで毎日擦る
✔ 濃いメイクなのにミルクで頑張る
✔ クレンジングをケチって少量で使う
これらはすべて肌トラブルの原因になります。
正しいクレンジングの手順(どのタイプでも共通)
- 手を清潔にする
- 乾いた手でクレンジングを取る(オイル・バーム・クリーム)
- 摩擦ゼロで“指の腹だけ”でなじませる
- 乳化(白く濁るまで)
- ぬるま湯で20〜30回しっかり洗う
- タオルで押し拭き(こすらない)
- すぐに保湿
クレンジングを変えるだけで起きる変化
実際に多くの人が体感している変化はこんな感じです。
- 肌のざらつきが減る
- 毛穴が目立ちにくくなる
- 乾燥しなくなる
- 化粧水の入りがよくなる
- 肌が明るく見える
- ニキビが減る
「スキンケアの土台が整う」ので、
他の化粧品の効果も出やすくなるのが最大のメリットです。
まとめ:クレンジングを変えれば肌は変わる
クレンジングはスキンケアの中でも最も重要な工程です。
- 洗浄力が強すぎないもの
- 肌タイプに合っているもの
- 摩擦ゼロで使えるもの
この3つを守るだけで、
肌は本当に変わります。
「どれが合っているかわからない…」という人は、
まずは バーム or クリームの中間タイプ から始めるのがおすすめです。


コメント