納豆を選ぶポイント
まずは商品を見ていく前に、納豆を選ぶときに知っておきたいチェック項目を整理します。これを知っておくと、「なんとなく惰性で選ぶ」から「目的に応じて選ぶ」へとステップアップできます。
✅ チェックしておきたいポイント
- 豆のサイズ/粒の種類:大粒・中粒・小粒・ひきわりなどで食感・風味が変わります。例:小粒は食べやすく、ひきわりは混ぜやすく。
- 原料・産地/大豆の種類:国産・産地指定・青大豆・黒豆など。味わいや香り、値段も変わります。
- 付属たれ・からしなど味付けの仕様:タレの味(甘め・だし系・塩味)やからしの有無、タレ形式(容器一体型など)で食べやすさも変化します。
- 「におい」「ネバネバ」「粘り」などの食感・風味:納豆好き/苦手な方それぞれでこだわるポイントが変わります。においが気になる人には控えめタイプがおすすめ。
- 価格・継続性:毎日食べるならコスパも重要。ちょっと高級な納豆を「週に2〜3回」だけ楽しむという使い方もありです。
- 健康機能・発酵菌などの付加価値:ただ食べるだけじゃなく、「納豆菌+乳酸菌」など機能性をうたった商品も増えています。これもチェック項目です。
これらを踏まえて、以下に私がおすすめする納豆5商品をレビュー付きで紹介します。
商品レビュー5選
ミツカン 金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆
特徴: 小粒タイプの豆を使用し、「タレと蓋が一体型でパキッと割るとタレが出る」システム。ふわっと柔らかめの食感が特徴。レビューでも手軽さ・柔らかさが挙げられています。
実際のレビュー抜粋:
- 「透明シートが入っていないと上蓋を折るだけでタレが出てくるので手が汚れないのが便利すぎます。」
- 「納豆は小粒でやわらか。タレを入れて混ぜるとねばねばふわふわです。甘めの味付けで…」
- 一方で、「ふわふわすぎて味がぼんやり」という声も。
おすすめシーン・ポイント: - 初めて納豆を食べる人、納豆の“におい・ネバネバ”が苦手な人に向いています。柔らかくて食べやすい。
- 付属タレが甘め・だしも感じられるのでご飯にも合いやすい。
- ただし、「しっかり豆の食感」「タレのパンチ」を求める人には物足りない可能性あり。
健康/ダイエット観点: - 毎日の朝食に「手軽に」納豆を取り入れたいなら良い選択。小粒で混ぜやすく、継続しやすい。
- ただし、豆の大きさ・噛みごたえが少ないため“満腹感を重視”するなら多少工夫(例えば+刻み野菜や薬味)を加えると尚良し。
タカノフーズ すごい納豆 S‑903
特徴: 納豆菌「S-903」を使用し、タレに乳酸菌「シールド乳酸菌®」を配合。ニオイ控えめ、食べやすさも意識された設計。レビュー高評価。
実際のレビュー抜粋:
- 「納豆はあまりにおいが気にならず、極小粒で食べやすかったです。タレは甘めで出汁の味もして美味しいです。」(40代/女性)
- 「まさに『パワーアップ版おかめ納豆』。味的にはおかめ納豆より明らかにうまい」
- “豆の旨みが際立ち、柔らか過ぎない噛み心地”という評価も。
おすすめシーン・ポイント: - 納豆が苦手・匂いやネバネバが気になる人にもチャレンジしやすい。
- 健康志向(納豆+乳酸菌)も含めて“ちょっと良い納豆”を選びたい人に適しています。
健康/ダイエット観点: - タレに乳酸菌配合という点で、腸内環境を意識する人にもおすすめ。毎日1パック習慣にすると、タンパク質+発酵食品として効果的です。
- 価格は一般的な納豆よりやや高めの傾向なので、「毎日+コスパ」も考える人はまとめ買いや特売を狙うと良いでしょう。
こな納豆 そのもの 納豆菌 国産大豆100% 完全無添加 粉納豆
特徴: “パウダー状/粉末納豆”という変わり種。国産大豆100%、完全無添加。料理やサラダ、スムージーなどに混ぜて使えるタイプ。
実際のレビュー抜粋: Amazonでは「納豆菌が生きている」「匂い・粘り控えめ」という評価あり。
おすすめシーン・ポイント:
- 納豆が“におい・ネバネバ”でどうしても食べにくかった人。
- 納豆を“そのまま食べる”ではなく「料理の素材として使いたい」人。例えば、朝のスムージーに混ぜる、トーストに振りかける、など。
健康/ダイエット観点: - 使い方次第でタンパク+納豆菌を“無理なく”取り入れられる。ダイエット中・筋トレ後の食事にも便利。
- 粉末なので食感は通常の納豆と異なり、「納豆感」を求める人にはやや物足りなさがあるかもしれません。
Mizkan なっとういち 超小粒×12個
特徴: 実売で比較的コスパの良い超小粒タイプの納豆セット。毎日食べやすい定番の選択肢。
レビュー・ランキング背景: ランキング記事で「定番味付きタレ納豆」の部門で上位として紹介されています
おすすめシーン・ポイント:
- 毎朝・毎晩と“定期的に続ける”ための納豆として適しています。
- 超小粒タイプなので、納豆初心者・食べやすさを重視する人に。
健康/ダイエット観点: - 継続することが最大の効果なので、価格・食べやすさともにバランスが良い。
- ただし、「特徴あり・こだわりあり」タイプではないので、味・食感に強いこだわりがある人には物足りなさがあるかもしれません。
わら納豆4種ギフトセット
特徴: わら包み・4種味(大粒・小粒・わさび・激辛)という変化を楽しめるギフト仕様の納豆セット。食べ比べ・贈り物にも対応。
レビュー・背景: お取り寄せ納豆・高級納豆として紹介されている中に「わら納豆」等の産地・包装にこだわったものがあります。
おすすめシーン・ポイント:
- 納豆好きの中の“味にこだわる”方、食べ比べしたい方。
- また、納豆を贈り物にしたい・ちょっと特別感を出したい時にも。
健康/ダイエット観点: - 通常の納豆と比べて変わり種・味変仕様なので、続ける“楽しみ”という意味で優れています。
- ただし価格が高め・日常的に買うには頻度を考える必要あり。
どれを選ぶ?目的別おすすめ
それぞれの商品を“目的別”に整理すると選びやすくなります。
| 目的 | おすすめ商品 | 理由 |
|---|---|---|
| 納豆を毎日手軽に続けたい | 超小粒タイプ(なっとういち等) | コスパ・食べやすさ重視 |
| 納豆が苦手/匂いや粘りが気になる | すごい納豆 S-903 | ニオイ控えめ・食べやすい設計 |
| 味・食感を変えて楽しみたい | 金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆 | 柔らか食感・タレ一体型で楽しさあり |
| 料理・間食・混ぜ込みで使いたい | 粉納豆タイプ | 通常食とは別用途で使える |
| 食べ比べ・贈り物・“特別な納豆”を楽しみたい | わら納豆4種ギフトセット | 高級感・味変あり・ギフト仕様 |
納豆を“最大限活用”するためのワンポイントアドバイス
- 納豆は「混ぜるほど美味しく・栄養吸収もアップ」するという研究があります。例えば100回混ぜるとアミノ酸量が1.5倍、200回で2.5倍になるというデータあり。 ShareView
- 納豆を白ごはんにそのまま載せるのも良いですが、 薬味(ネギ・大葉・刻み海苔)+オリーブオイル少々+生卵/温玉 などを加えると、満腹感・味の満足度も上がって毎日続けやすくなります。
- ダイエット・筋トレ中の方には、 納豆+卵+鶏ささみ/豆腐 などタンパク質量を増やす食べ方もおすすめ。
- においやネバネバが苦手な方は、「食べる直前に混ぜる」「からし・一味を加える」「納豆キムチ」「納豆トースト」などひと工夫でクリアできます。
最後に
どの納豆を選んでも、 「毎日続ける」ことが最も重要です。
今回紹介した5商品はそれぞれ「手軽さ」「こだわり」「変化」「用途」といった切り口で選びましたので、あなたのライフスタイル・味の好みに合ったものからまず1つ試してみるのがおすすめです。


